準備2)明るさとコントラスト

左右の画像の明るさ、コントラストが違うため、 テスト合成を行うと境界が目立ちます。
修正のために、コントラストと明るさを調整します。

■用語
ヒストグラム(度数分布図):どの明るさにどれだけのデータが存在するか、グラフで表したもの。
コントラスト:最も暗い部分と明るい部分の差。調整でコントラストにチェックして、左右に動かすと、グラフが狭まったり広がったりします。
RGB:赤、緑、青の光の三原色のこと。それぞれ、256階調で表されます。3つの組み合わせで、フルカラー(約1677万色)を表現できます。


右の画像にコントラスト明るさを合わせる[RGB]を押すと、RGBそれぞれに対して、画像の境界位置で自動調整されます。

サンプル画像は難しい例を添付してあります。これだけでは完全に合いません。



手動で、コントラストを5、明るさを32に設定することで、下記のように見栄えのよい状態まで合わせることができます。


人間の肌のような連続的な画像については、自動だけで合いやすいのですが、上記のような人工物ですと、境界部分で画像の色が突然変わることがありますので、手動操作が必要になります。