詳細合成とさらに見栄えのよい合成のために

詳細合成をクリックすると、左右の接合部分を自動で計算して中間部分を埋め合わせます。ここでも、人工物は合いにくいので手動調整が必要になります。


車の屋根の上で、画像が上に溶け出したようになっているので、「ここに画像境界があります」とコンピューターに教えてあげるために、手動で指定します。


もういちど、詳細合成を行うと、上のバンパーと下の屋根の境界がはっきりして見栄えよくなります。同じようにして、別の物体に色が溶け出している箇所を指定していくことで、美しい接合部分を実現していきます。


左右の位置調整なども行い直すなどして、下記程度までは合成ができます。


さらにメニューにある、「詳細合成後の画像処理」でノイズ除去を行うことで、下記の状態まで見栄えよくできます。


画面の小さい電子書籍などでは、合成していると気づかれにくいところまできましたね!

ちょっとノイズが減りすぎて目立つなと思われたら、ノイズを追加したりと、簡単な画像処理を用意しておきました。
これ以上を求める専門的な職業の方は、ここから別のソフトでレタッチしていただくのも良いかと思います。