どうやってCPマスクを評価しますか？

という方に最適な機能です。ぺーたー君が一生懸命に考えて頑張ります。
いろいろ試験しましたが、5マス×5マスなら非常に危険です。10マス×10マスならCPマスクでもまずまずで、すぐに解かれることは無いといえます。しかし、これは一台のマシンで計算できる範囲を最適化した結果ですから、コンピューターの並列計算を行えば、やはりほとんどのCPマスクでは安全性に疑問が残ることになります。やはり著作権画像は画像暗号を用いる方が安心ではないでしょうか。
 

評価の方法
１．画像を開いてマウスで処理する矩形を選択してCPマスク処理を行います。

これは僕が旅行したときに撮影した一番お気に入りの大事な写真です。
インターネットで公開する前にCPマスクで画像処理を行って、ハッカーに元の絵が入手できないようにして盗難を防ごうと思いCPマスク処理を行いました。

２．CPマスクのエリアをマウスで選択して、「メニュー」→「ぺーたー画像暗号」→「CPマスクの評価」を選択します。

なんと！！！このCPマスクは完全に解かれてしまいました(ToT)
何も知らずにインターネットに流さなくてよかったです！
僕のお気に入りの大事な写真です。ホントによかったぁ！
↓
CPマスクの大きさを十分に大きくすれば多少セキュリティは上がりますので、
何回も評価して下さい！

（注釈）
CPを埋め込まれた暗号の手がかりなしに力ずくで解く単純な手として
(1)画像を並び替えてさがす。
(2)CPコードのすべてのパターンを試してみて探す。

の2通りが考えられます。格子の数が10x10(80ドットx80ドット)とすると...
(1)の方法では
200×196×...×4 = 4^50 × 50! =38554443502549274993504342935752606711708537080925389359210631729543220058770112512000000000000
もの膨大な組み合わせになります。

(2)の方法では　(10x10というようなサイズに関係なく)　CPコードは

26 + 26^2 + 26^3 + ... + 26^16 = 45353092615406029022166
通り存在します。

どちらにせよ、フォースアタックでは解読不可能な数です。ちなみに「ぺーたー画像暗号」での評価にフォースアタックは選択していません。「しーくれったー2000」のヘルプで書いたように、クラックにおいてフォースアタックを選択することはあまりないです。
 
 

（注意）
１．CPマスクは「内野」さんと「Genesis」さんの画像マスク手法です。すばらしい手法を考案して下さった作者の方々に感謝いたします。
２．自分がかけたマスク以外では評価しないで下さい。もともとマスクとは外すことを前提に作られているので、評価して問題になるものが存在することはありえませんが。
３．「ぺーたー画像暗号」で評価して大丈夫だからと思って、安全性を過信しないで下さい。これはパソコン一台の処理能力での評価です。コンピューターの並列計算に最適化すれば、ほぼすべての場合で解かれると考えられます。あくまでも参考のための評価と考えて下さいm(_ _)m。
 

○「ぺーたー画像暗号」 メニューへ